鎌倉市S様邸 リビングガラス扉塗替え工事
本日は鎌倉市でリビングガラス扉の塗替え工事を致しました。
以前、お客様ご自身で塗り替えをされたのですが旧塗膜が剝がれてしまい今回の塗替えは当店にご依頼頂きました。なかなか手強い下地調整になりそうです。
削り込みますが一番最初の塗膜は木部と強固に蜜着しているので一番最初の塗膜は全ては削りません、活膜は残します。
先ずは電動工具が使える平面をオービタルサンダーに集塵機を取り付けてホコリの飛散を最小限に抑えながら旧塗膜と新規塗膜が二度と剝がれない様に削り込みます。
サンダーの使えない入り角や細かいところは紙やすりで地道に手作業で削り目荒らしをし密着性を高めていきます。
この作業のみで朝の始業から3時のおやつの時間をオーバーするまでの時間を費やしましたが、下地調整1日以上は覚悟していましたので自分の予想より下地調整が進んで一安心です.この作業を疎かにするとちょっとした傷などから塗膜剝離が起こるので、下地調整が一番大事な工程になります。
内装なので油性塗料ではなく有機溶剤を含まないにおいの少ない水性塗料で仕上げていきます。
施主様と塗料の質感や色見を打ち合わせしている中で S様にビンテージ家具などにも使われて来た
牛乳のガゼイン等から作られた自然系塗料のミルクペイントで施工させて頂きました。
ドアと枠を色違いに海外の住宅の様な絶妙な色みになりました。
また、ミルクペイントですので経年変化でビンテージ家具の様に変化を楽しんでいけるのではと期待しています!